■ ID | 148 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 単細胞緑藻クラミドモナスの鞭毛の機能に注目した迅速なバイオアッセイ |
■ 著者 | 田中仁志
埼玉県環境科学国際センター 金主鉉 埼玉県環境科学国際センター 須藤隆一 埼玉県環境科学国際センター 五井邦宏 埼玉県環境科学国際センター 西村修 東北大学大学院工学研究科 中村省吾 富山大学理学部 李容斗 済州大学校環境工学科 |
■ 出版元 | 日本水処理生物学会 |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | 日本水処理生物学第38回大会、平成13年11月16日 |
■ 抄録・要旨 | 本研究は、水圏生態系において一次生産者として重要な位置を占めている藻類の中で、遊泳性単細胞緑藻クラミドモナス(Chlamydomonas reinhardtii)に注目し、これを供試生物として、迅速な多元的バイオアッセイ系の確立を目的としている。
4-t-オクチルフェノールを試験物質として、生長阻害、鞭毛再生、遊泳阻害のそれぞれ24時間、4時間、1時間の半数影響濃度(EC50)で比較すると、EC50値は、生長阻害>遊泳阻害>鞭毛再生の順に大きくなったが、オーダーは同じであった。したがって、C. reinhardtiiの遊泳阻害等は、迅速なバイオアッセイ系のエンドポイントとして有用であることが分かった。 |
■ キーワード | クラミドモナス、バイオアッセイ、アルキルフェノール |
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